バレンタインデーにチョコレートが100個分きた話
はじめまして、かなかわです
皆様こんな会話をしたことはありませんか?
「なあお前、バレンタインデーにチョコ何個もらった?」
「お母さんから一個だけ」
「やった〜!買った〜!俺2個〜!」
「ギギギギギィイーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!悔しししししししししししし死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死ィイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう
2月14日
世間は甘い香りに浮き足立ち、気になるアンチキショーにチョコレートをプレゼントしてはちゅっちゅを始める「バレンタインデー」付近での会話です
この記事を見ている皆様の中にも、もしかしたらチョコレートを渡した、あるいはもらったという方も多いのではないのでしょうか
かくいう僕は、バレンタインデーに……
こんなんが届いた
なんだと思います?これ
これね、チョコレートなんです
この洗濯機の蓋になってる板は、チョコレートなんです
宅配便のピンポンで目が覚めて寝ぼけ眼で玄関開けたらこんなん抱えた兄ちゃんがいてサーフボード頼んだのかなってしばらく考えちまった
総重量、5キロ
5キロて
5キロて
普通の板チョコが50グラムだとすると、だいたい100倍の大きさのチョコというわけです
よって、僕は冒頭の会話でいうと
「なあお前、バレンタインデーにチョコ何個もらった?」
俺「ああ、100個分かな」
「俺はたったの2個ォオゲゲゲゲェーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ってことになるわけです
なるわけねえだろ
かくして冗談抜きで人を殺せそうな大きさのチョコをゲッツした僕ですが、どうしてこんなことになったのか
それには深い訳があったのです
〜バレンタインデーから数日前〜
僕の趣味はベロベロに酔って通話することなのですが、その最中のことです
ちょびこさん(通話相手)「そういえばかなかわさんにチョコレート送りますね」
俺(泥酔)「おお!ええねんええねんゲハハハハハハ!」
ちょびこさん「なんか大きめのチョコあったからそれにします」
俺「おお!ええねんええねんゲハハハハハハ!」
ちょびこさん「5キロだって、ヤバ」
俺「ゲハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺「オエー」
〜回想終了〜
そう、大体僕のせいでした
とはいえ、来てしまったものは仕方ありません。開封すると、こんな感じ
いやデッケ〜〜〜〜の!
僕が縦にも横にもデカいので分かりづらいですが、手に持ってる紙が大体A4サイズなので、その大きさが分かり易いかと思われます
ていうか、デカすぎ
デカくて重いので、リビングに運ぶまでに俺の頭の中には巣穴に大きなチョコレートを運ぶ健気なアリさんと、【越冬確定】の4文字が浮かびました
脳内こんな
でも送ってくださったのは素直に嬉しいんですよね
チョコレート自体も僕は大好物ですし
幼少期の夢は大きなチョコレートを食べることと大工さんが夢だったものです
そう思うと、なんだか突然食欲がむくむくと湧いてきました
ではでは、失礼して……
ンゴリッ
かっっっって〜〜〜〜の!
そんでもってかっっっっっっっっっっっって〜〜〜〜〜〜〜〜の!!!!!!!!!!!!!!!!
「歯が立たない」って言葉を始めてそのままの意味で使いましたよ
と思ったらカチ割る用のハンマーが付属していました
ご丁寧にリボンまで付けて
そうと決まれば早速チョコレートにハンマーを振り下ろします(?????)
ゴォン!ゴォン!
なんだこの絵面
鳴り響く打撃音
砕けるチョコレート
気になる階下への騒音
破片が溶け出し汚れるカーペット
ええ、ええ、いいのです、いいのです
今日は楽しいバレンタイン・デー
今はただ、目の前の茶色い食べ物の塊に鉄槌を振るいましょう
クソが
うっめ
以上が、僕がバレンタインデーにチョコレートが100個分届いた話です
いかがでしたでしょうか
皆様も是非気になるあいつにチョコレートをプレゼントする際は、5キロのチョコレートをプレゼントしてみてもいいかもしれませんよ
僕は勘弁して欲しいです
それでは、また何かが起きるその時まで
P.S.
このチョコレートのカロリーは27950キロカロリーでした
殺す気か〜???????